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息苦しくなる

「急に息が詰まるような感じがする」
「深呼吸しても空気が吸えない気がする」
「のどが締めつけられるようで、息がしにくい」――

病院で心臓や肺の検査をしても「異常なし」と言われたけれど、息苦しさは続いている…。
そんなとき、もしかするとこころの状態が関係しているかもしれません。


息苦しさと関連する精神疾患・状態

◉ パニック障害
パニック障害では、予期せぬ場面で突然、激しい動悸や息苦しさ、めまい、手足の震えなどが起こります。
「このまま死んでしまうのでは」「呼吸ができなくなりそう」といった恐怖を感じる方も多く、
症状が落ち着いても、「また起きたらどうしよう」と強い不安が残ることがあります。
電車や人混み、会議など、「逃げられない場所」を避けるようになるケースも少なくありません。

◉ 不安障害(全般性不安障害)
日常的に不安が強く、心配ごとが頭から離れない状態が続くと、身体にもさまざまな反応が現れます。
そのひとつが「呼吸のしづらさ」です。常に緊張状態が続いていると、胸の筋肉がこわばり、
「深く吸えない」「浅い呼吸しかできない」と感じることがあります。

◉ 心身症・過換気症候群
ストレスや心理的負荷によって、過呼吸や息苦しさが起こることがあります。
息を吸いすぎてしまい、かえって酸素と二酸化炭素のバランスが崩れ、さらに息苦しくなる悪循環に陥ることも。
「息ができない」という不安そのものが、症状を強めてしまうのが特徴です。

◉ うつ病

うつ状態にあると、自律神経の働きが乱れやすくなり、胸の圧迫感や息苦しさを訴える方が少なくありません。
特に朝方や、何もしていないときに突然感じるというケースもあり、「苦しいのに、説明できない」と苦しむ方もいます。

◉ PTSD
過去のトラウマ体験がきっかけで、息苦しさを含む身体症状が突然再現されることがあります。
「当時と同じような状況」や「特定の匂いや音」などが引き金になり、息が詰まるような感覚に襲われることも。
周囲には理解されにくいため、本人のつらさは深刻になりがちです。


息苦しさは「気のせい」ではなく、こころからのサインかもしれません

「検査で異常がないのに、こんなに苦しいなんて…」
「自分はどこかおかしいのでは」と不安になる方もいらっしゃいます。

でも、息苦しさは、こころと身体のつながりから起こる本物の症状です。
その背景にあるストレスや不安、気分の変化を丁寧に見つめることで、少しずつ楽になっていくこともあります。

もしあなたや身近な人が、原因不明の息苦しさに悩んでいたら、どうか「気のせい」と片づけずに、
こころのケアという視点からも見つめてみてください。

当院では、身体症状を含めたこころの不調にやさしく寄り添いながら、
必要な支援を一緒に探していきます。ポラリスこころのクリニック国分寺へお気軽にご相談ください。

関連する疾患

うつ病

適応障害

パニック障害

不安障害

強迫性障害

双極性障害

PTSD

更年期障害 

 

この記事を執筆した人
ポラリスこころのクリニック
院長 萩原将孝

日本精神神経学会認定精神科専門医

厚生労働省精神保健指定医

日本医師会認定産業医

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